<代表インタビュー>”人や組織の内なる可能性の開花をサポートしたい”

interview

弊社の事業について、代表の狩野真依子の想いをインタビュー形式でお届けします。

伴走型の組織開発・事業支援をオーダーメイドで提供

ーLifeStocks社の提供するサービスについて教えてください。

大きく分けると3つあり、まず一つは人事マネジメント支援です。たとえば、ミッション・バリューの策定や、人事制度、育成制度の設計など、労務・採用以外の人事領域を幅広くお手伝いしています。

二つ目は事業推進支援です。プロジェクトの立ち上げをはじめ、プロダクトサービスの赤字を黒字化するための業務BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)などをお手伝いすることもあります。

三つ目はコーチングや研修です。方針策定やリーダーシップの発掘、チームの関係性の構築など、プログラム内容はニーズに応じて設計します。1日で完結するワークショップ形式の場合もあれば、1泊2日のオフサイトでの合宿形式のケースもあります。

ー支援やプログラムの内容はどのように決めていくのですか?

すべてオーダーメイドです。それぞれの企業の状況やニーズを丁寧にヒアリングし、どのように支援していくかを考えます。私ひとりでコンサルティングサービスを提供することもあれば、LifeStocksのメンバーとチームを組んで研修やコーチングのプログラムを実施することもあります。サービス提供後も定期的に状況を確認し、必要な際は新たな方法を提案するなど、柔軟に関わりながら伴走を続けます。

ーどのような業種や規模のクライアントがいらっしゃるのか教えてください。

ITや広告、不動産、金融、ゲームなど、幅広い業界にクライアントがいます。リアルサービスもあればネットサービスもありますし、BtoBもあればBtoCの企業もあります。30名程度のスタートアップから大手のグローバル企業まで、規模も幅広く対応しています。

人や組織の内なる可能性の開花をサポートしたい

ー人事と事業支援の両方をサポートできる点がLifeStocks社の強みと言えそうです。なぜ狩野さんはこのような事業を始めようと思ったのでしょうか?

前々職でリクルートに11年務めており、その際に人事と事業経営の両方を経験したことが活きています。また、リクルートを退職した後に働いていたベンチャーキャピタルで多種多様なスタートアップに出会い、おおいに刺激を受けたことも影響しています。すべての人が内側に持っている想いとパワーを開花させられれば今日よりもっといい明日と未来がつくれると強く思うようになり、それまでの経験を活かして人や組織を支援すべく、現在の事業を始めることにしました。

「すべての人が内側に持っている想いとパワーを開花させられれば今日よりもっといい明日と未来がつくれる」という狩野さんのスタンスは、どのような経験に影響されてのことでしょうか?

リクルート時代の経験が大きいと思います。私が思うに、リクルートは社員の内発的動機(外からの働きかけではなく、内面からの意欲による動機づけ)をベースにしている会社なんですね。それゆえ、リクルートには遊び心を持って働く大人がたくさんいました。そのような人たちと一緒に働いているうちに「どんな仕事にも楽しさを見つけることはできる」「仕事も人生もすべては自分の『選択』であり、そこに意図を持つことが大事」と考えるようになりました。楽しく仕事をすると、その空間も仕事自体もどんどん楽しくなっていくんです。

ーそれぞれの人の内発的動機を刺激したいという思いがLifeStocks社の根底にあるのですね。

はい。弊社では、あらゆる出来事や情報にその人なりの「意味付け」をすることで納得感をもって行動を起こせるという「センスメイキング理論」とコーチングを組み合わせたプログラムも提供しているのですが、私がリクルート時代に体感したことと共通点が多いと感じています。

願いや好奇心、欲求は、誰もが内側に持っているものであり、それらに自覚的になり、納得したうえで行動を起こすことで少しずつ環境が変わり、変革が促されていきます。それぞれの選択に意味付けをすることで、自分たちが創り出したい未来の景色や状態を意図して創り出していけると信じています。

すべての人が可能性に満ち満ちている

ーLifeStocks社のサービスを利用したクライアントにはどのような変化が見られるようになりますか?

自分たちの状況や組織として目指していくゴールに対する解像度が上がり、大きな腹落ち感や納得感を得られます。表情や顔つきが前向きなものに変わるだけでなく、「見える景色が変わった」「ここからがスタートだ」など、新しい未来へ一歩を踏み出せたことに対する言葉も出てきます。チームとしての一体感が生まれた瞬間や、現状を打破できそうだというブレークスルーの瞬間など、心震える場面にこれまでもたくさん立ち会ってきました。そのような瞬間に立ち会えるのは私にとって大きな喜びです。

ー狩野さんはクライアントがスタート地点に立つお手伝いをしているのですね。

そうですね。人も組織も、何らかのスタート地点に立ったり、立たなくてはいけなかったりする場面が必ずあります。でも、そこに立つことは簡単ではありません。さまざまな葛藤があったり、勇気が必要な場合もあったりするでしょう。不安定で不確実な現実と未来しか見えていなければ勇気が出ないのも当然です。

でも、どんな人もチームも組織も本当は可能性に満ち満ちていると思うんです。それぞれに個性があって、強みがあって、想いがあって、動機がある。ただそれが表に出ていなかったり周りと共有されていなかったりするだけです。それぞれが自分たちの選択に意識的になることで、本来持っているパワーや可能性が自ずと発揮されていくと信じています。

ーLifeStocks社の今後の展望について聞かせてください。

引き続き、人や組織の内発的動機を呼び覚まし、見たい景色や未来を意図的に創り出していくお手伝いをしていきたいと思っています。「人・組織」と「事業」の両輪がうまく回らなければ見たい景色には辿り着けません。弊社ではその両方を、コンサルティング、ワークショップ、研修、コーチングといった形で幅広くサポートしながら、クライアントの望む未来に向けて伴走していきます。

お読みいただき、ありがとうございました!引き続き、よろしくお願いいたします。

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