現場の声を経営に届け、より良い組織を築くための「社員会」発足。

UTグループ株式会社 様[人材派遣業]

UTグループ株式会社 様[人材派遣業]第2期社員会 キックオフの様子(オンライン開催)
第2期社員会 キックオフの様子(オンライン開催)

東証一部上場。急成長する人材派遣会社の人事・組織強化プロジェクト。

全国に拠点を持つ人材派遣会社UTグループ(株)(東証一部上場・売上約1,150億円・従業員数約37,000人(海外事業含む))。事業が急成長し、会社規模が拡大する中、顕在化していた人事課題に関するご相談を受ける。同じく、成長に伴い、現場の声や課題が経営陣に届きにくくなっているという現状。さらなる成長とグループビジョン実現に向け、現場と経営が一体となり課題解決に取り組む仕組み(プロジェクトの設計)が必要であった。

課題解決へのソリューション

現場主導で検討を行い、経営へ提言を行う仕組みづくり。

現場課題に対して、現場主導で検討を行い、経営へ提言を行う仕組み「社員会」を設計。運用を開始する。プロジェクト設計はもちろん、メンバー選定、運営までをリード。プロジェクトにも実際に参画し、課題テーマの検討実行も伴走。1年間で4つのテーマを起案。実行・着手する。

抜粋資料

社員会設立の目的 長期ビジョン実現に向けた新しい組織・場づくりの挑戦として社員会を設置する。 経営からのトップダウンだけでなく、経営と現場の両視点を意識した上で、主体的に課題解決し、 現場のミドルマネジメント層を中心に、経営フィードバックを生む姿を理想とする。現在の指揮系統|経営からのトップダウンが主 社員会発足後の課題解決イメージ|経営からのトップダウンに加え、ミドルマネジメント層を中心に現場にて主体的に課題解決する 経営 管理職 一般職 技術職

抜粋資料

社員会の方針 <コンセプト> 顧客・現場に近い社員が主体 自分たちで会社を良くするために現場の声を経営に届ける 施策を立案し、実践する組織 <テーマ> ●組織活性(人に向き合う系)●人材育成(人に向き合う系) ●顧客理解(顧客に向き合う系) ●事業開発(顧客に向き合う系) 参考:第2期社員会の実施プロジェクト ●一般社員の離職率改善 ●登用立ち上がり時の育成強化 <アウトプット> 上記テーマをもとに議論を行い、具体的な提言を経営に行う 検討した取り組みを、実際に現場に装着していく

効果・成果

現場課題を現場主体で解決する組織「社員会」の自走化を実現。

第1期社員会では、現場で働く技術職社員の人事制度を導入。さらに、同一労働同一賃金への対応を議論。この活動が評価され、社員会メンバー自身から「この活動をもっと広めたい。より多くの社員の声を取り入れるチャンスを作りたい。」という声が上がる。それを受け、第2期社員会は“主体的な社員会”をコンセプトに、テーマを自分たちで決め、検討・議論を進行。メンバー間でのディスカッションは「今まで自分になかった考え方や価値観に触れることができる。」「自分が視野が広がっていく感があり刺激的。」といった声も聞かれるなど、活気溢れる場となっている。現場課題を現場主体で解決する組織「社員会」の自走化を実現。


お客様の声 Voice

フラットな視点でのフィードバックやご提案のおかげで
バランスよく現場と経営をつなぐ活動ができました。

社員会メンバーである各事業会社の代表社員は、お互いについてもよく知らない状態。そこから、どのように議論を活発化していけるか、また、現場で起きている問題をどのように共有するのか、現場視点だけでなく、経営視点をふまえて課題設定を行なっていくのか、など運営する上で様々な課題がありました。そのような中で、LifeStocks 狩野さんに運営のコンセプト設計からファシリテーションまで一貫してご支援いただきました。参加する社員会メンバーと意思決定を行なう経営メンバー、それぞれの立場や視点を受け入れながらも、社内の論理だけではない、フラットな視点でのフィードバックやご提案。そのおかげで、バランスよく現場と経営をつなぐ活動ができました。今後も参加メンバーが主体となった活動をご支援いただきたく、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

UTグループ(株) 経営改革部門 人事ユニット 辰口健介さん

UTグループ(株) 経営改革部門 人事ユニット 辰口健介さん
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